NPO法人「人間の安全保障」フォーラム(HSF:Human Security Forum)の企画するスタディ・ツアー「まなび旅・宮城」のご案内です。

 

2011年3月11日に発生した東日本大震災により、多くの被災地域において慣れ親しんだ居住空間を失った人々の多くは現在も、仮設住宅での生活を余儀なくされています。今年2012年4月に出された国連による人間の安全保障(Human Security)の 定義の試みの中でも、日本の東日本大震災が先進国における脅威の具体例として紹介されています。HSFも、国内で起こったこの人間の安全保障の危機に対処するために、震災発生直後から様々な震災復興支援に取り組んできました。そして、現在は宮城県登米市に活動拠点を築き、被災地域の子どもや若者の教育支援を中心に行っています。

 

関連して、今年の8月20日にHSFの支援先の一つである南三陸町出身の被災者が暮らす登米市南方町の旧イオン跡地仮設住宅団地にて、東北復興の旗揚げとなる夏祭りが予定されています。HSFはこの夏祭りへのボランティア兼参列客の参加募集を行っています。しかも今回は「まなび旅」ということで、東京大学教授による事前特別レクチャーや、南三陸町の被災地・復興商店街見学(被災者の語り部ガイド付き)も旅程の中に含まれています。旅の概要は以下の通りです。


日程:8月18日(土)〜8月21日(火) ※18日は東京大学にて事前特別レクチャーのみ
参加費:29,800円(交通費・宿泊費・講師料・現地アテンド料込み、食費は各自負担)
特典:夏祭り飲食チケット1000分付き(この金額分は、夏祭り主催者側の売り上げとして、仮設住宅の人々に還元されます)
申込先:HSF事務局(メール) headquarters@hsf.jp 
 ※件名に「HSFまなび旅参加希望」とご明記の上、㈰お名前、㈪ご住所、㈫緊急連絡先をお知らせください。お支払い方法等は参加希望者の方々への返信メールで改めてご案内致します。定員(27名)になり次第、募集を終了させて頂きますのでご了承ください。


詳細については添付したチラシ「HSFまなび旅・宮城」をご覧下さい。皆様のご参加を心よりお待ち致しております。

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【子どもがつなぐセキュリティ・ネットワーク:仮設に元気と安全を!】
http://iine-japan.f-navigation.jp/socialaward/entry/entry_detail65.htm


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東京大学大学院
総合文化研究科 国際社会科学専攻
国際関係論分野 修士課程 佐野英志(東京西ローターアクトクラブ所属)

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まなび旅・宮城パンフレット
HSFmanabitabiMiyagi.pdf
PDFファイル 217.7 KB